ブレイキングバッド

普段よくNetflixで映画やドラマを見るのですが、昨日「ブレイキングバッド」を見終わりました。

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僕がこのドラマをみた率直な感想は、こんなにも間違った選択ばかりできる!?です。ホントにすべてが、驚くくらい悪い方向に進んでいきます。とにかく、一つ一つの決断によって着実に地獄に向かっていくんですよね。

僕らが生きていく中で「バタフライエフェクト」という考え方があります。

バラフライ・エフェクト(butterfly effect, バタフライ効果)とは、ほんの些細な事がさまざまな要因を引き起こした後、非常に大きな事象の引き金に繋がることがあるという考え方のこと。

初期のわずかな差が将来に大きな差を生むというもので、どんなに初期の差が小さくてもさまざまな要因によって変化は進み、どのような結果や未来が訪れるかは誰にも判らないことを意味する。そこから、ほんの些細なことも、ときに歴史を動かすことがあるかも知れない、という意味につながる。カオス理論における予測困難性を表す表現の一つである。

バラフライ・エフェクト(バタフライ効果)とは 意味/解説 - シマウマ用語集

 簡単に言うと些細な選択によって大きな結果をもたらすってことなんですが、この作品はそれがものすごく顕著に表れています。

(以下ネタバレを含むので、見たくない方は飛ばして下さい。)

例えばこんなシーンがあります。

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動画内の3:40~から

ドラッグ製造者の主人公ウォルターは、自分が犯人だとバレる証拠を、自宅のトイレの上に置いたままにします。そして、DEA(麻薬捜査官)である、義理の弟ハンクが、彼の自宅を訪れた際に、なんとなくその本を手に取ります。そこには以前、麻薬製造に関わり射殺された男とウォルターの名前が。それによって、ハンクは彼が本当の犯人だと確信します。

本のこともそうですが、こんな動画が作られるくらいです。(タイトル:ブレイキングバッド22の間違った選択)このドラマは本当に多くの間違った選択によって、物語が展開していきます。

今回はドラマの話でしたが、これって僕らの人生でもよくある話で、あの時こうしていればとか、そんなことばかり考えてしまいますよね。過去を振り返ったって仕方がないのに。

でも、未来はそんな些細な決断で、いい方向にも進むって考えれば、前向きになれます。

少し前にこんなコピーライトが目に入りました。

コロナがなければ、出会えていたはずのあなたに、出会えなかった。

なんだか胸が痛くなりました。確かにそうかもしれないな。僕には大学一年生の弟がいます。今年、地元の愛知を出て京都にいきました。折角の大学生デビューなのに、ほとんどがオンライン授業だったらしいです。授業後にクラスメイトと飲みに行ったり、僕らにとっては当たり前だった日常が、彼らにはないわけです。

あれ、話がまたどこかに飛んでいってしまった(笑)

まぁとにかく、偶然と思っていた事は、意外と必然的に起きているんじゃないかと。最近はそんな事を考えています。

ブレイキングバット面白いのでぜひ、見てみて下さい!

それじゃあ、また。

TOKYO HAZE 吉川